西東京稲門会秋季懇親バスツアー

旅行記

台風18号の上陸が遅れて今日は絶好のツアー日和となる。7時に田無郵便局に出向く。
7時半にひばりが丘よりバス到着、柳沢駅に向かう。予定時刻よりやや遅れて出発することが出来た。38名の最終人数、同伴者8名ということになった。
車中で自己紹介、初めての参加者が多く、いつもの同好会活動とは全然違う雰囲気であったがすぐに打ち解けて車中で島崎さんの眞田丸レクチュアを聞きながら上田迄一直線に進む。
思えば、長い準備期間を経て今日の旅行にこぎ着けたことである。
大河ドラマが真田丸に決まったころから上田、松代、沼田のどこかをツアー先にする企画を
目論んだが、一年半ほど実行までかかったということである。
結局、今年の総会でツアー募集を開始、7月末で参加人員の確定とホップ、ステップ、ジャンプで約40名のバス旅行が実行の運びになったわけである。

今年は当会発足15年に当たるので15周年という冠を付けて家族同伴歓迎というキャッチフレーズが当たったかななどと考えているうちに上田城に到着。

多くの観光バスが詰めかけて真田丸人気を実感する。テレビで何度も見ているので初めてという気がしない。本丸跡まで足を伸ばしてこの上田城の長い歴史を偲ぶ。

真田の郷への街道沿いにある老舗の味噌屋さんでお昼をいただく。大きな囲炉裏がある庄屋跡で千曲川の鮎と摘み草料理に舌鼓を打つ。

ここから真田氏発祥の地へ向かうが今回の世話役の大久保さんのふるさとでもあり途中のガイドぶりも板についてみな感心しきり、真田氏歴史館は大河ドラマ館と異なりゆっくりと真田三代の歴史を学ぶことが出来、これを取り囲む信濃の山川こそがその舞台であることを実感出来た。今回ツアーのハイライトに上げたいと思う。

真田の郷を下って小諸のインターに向かい、ワイナリーを見学、一路西東京を目指して帰宅しました。

 

 

 城史説く人の足元木の実落つ     良久
 林檎園に六文銭の幟かな
 秋天や城址の井戸の闇深し
                          15周年記念バス旅行
                           実行委員長    松尾 良久

(写真:小森 木村 竹森 緒方)

 

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