西 東 京 稲 門 会

観 劇 の 会

前代表転居により休会していましたが2017年より再開。昨年5月は前進座公演観劇実施、10月は武蔵野文化会館で行われた前進座公演「柳橋物語」を観劇。本年も2月に稲門出身で前進座女優の有田佳代さんとの交流会実施、5月には国立劇場“人間万事金世中”を観劇予定、秋も計画中。観劇後は飲みながらの交流会も行っています。会の平均年齢高いので若手の参加を期待しています。

ご入会希望の方は会員専用HOMEの[同好会資料]参照でご連絡下さい。


「鼠小僧次郎吉」観劇の記

今年二回目の観劇は、9月30日(月)武蔵野市民文化会館前進座公演「鼠小僧次郎吉」でした。(前回は同座5月公演の「佐倉義民伝」)参加者は古賀会長及び小平稲門会よりの参加をあわせ計13名でした。
本演目は江戸文政から天保初期(1820年代)に江戸中を震撼させ、処刑された実在の大泥棒「鼠小僧次郎吉」を主人公に脚色した真山青果の大正時代の作品です。
鼠小僧といえば「義賊」、即ち泥棒でも金持ちから盗み貧しい人々に施しを与えるヒーローというイメージですが、実際はそうではなかったようです。本来の鼠小僧は盗んだお金を博打などに使っていて庶民にお金を配るということはしていなかったようです。
では只の悪党がなぜ世間のヒーローになり、おおいに人気を博したのか?その理由は鼠小僧が捕縛・処刑された後、彼の盗んだ金が何処を探しても見つけられなかったことによるそうです。そのことで江戸町民たちは「鼠小僧はきっと盗んだ金を貧しい人たちに配り歩いたのだ」と噂したのでしょう。苦しい時代を生きる庶民の、そうだったら良いと思うささやかな憧れが、SNSのない時代でも江戸中に拡散され、瞬く間に彼をヒーローにしてしまいました。このテーマは歌舞伎・講談の世界に登場し現代まで数多く上演・語り続けられてきました。
庶民は、強気を挫き弱気を助ける姿に共感とそして楽しみを感じていました。そんな憧れの鼠小僧が世間に評判される華やかさの裏側で一人悩み苦しむ人間だったら、そしてそこに偽物の鼠小僧がいたら・・・。真山青果の描いた鼠小僧はこうした仮定の設定で展開されます。
本公演のストーリーは鼠小僧が一度捕縛後大阪に所払いになり、足を洗い江戸に戻って来たところもう一人の鼠小僧(偽物)が盗みを続けている状況から始まります。
偶然にも偽の鼠小僧と遭遇し、両者を取り巻く人間模様や、絡み合う愛憎と苦悩のドラマが展開されます。鼠小僧の心理を深掘りした主役の演技と、派手な捕り物劇の立ち回りアクションも加わった静と動の流れに引き込まれ、時の過ぎるのがあっという間でした。イメージとは一味異なる真山青果の描く鼠小僧は興味深く十分に堪能いたしました。
観劇後恒例の打ち上げは三鷹駅付近の居酒屋で参加者6名にて開催し、大いに懇親を深めました。なお、我が稲門会員で同座女優の有田佳代さん(昨年11月以降の前進座公演「ちひろ」に主役)は「ちひろ」の追加地方公演の為残念ながら欠席でした。
なお、有田さんも交えた追加懇親会を11月12日に開催し、これまた楽しく盛り上がりました(大泉学園の「まるふく」にて参加者6名)
次回観劇は来年5月頃国立劇場での前進座公演を計画しております。(令和2年5月9〜22日のいずれか、演目は@操り三番叟、A俊寛、Bたがやの金太、の三本立)
観劇の会ではメンバーに限らず多数の稲門会員のご参加をお待ちしております。詳細は追って幹事の坂場さんよりご案内いたしますので宜しくお願いいたします。
       昭和43年商卒 宿利 忠


「佐倉義民伝」の次は「鼠小僧次郎吉」観劇です
                      昭和43年商卒  宿利 忠

今年第一回の観劇は、平成も押し詰まった5月20日国立大劇場での前進座公演「佐倉義民伝」、参加者は古賀会長及び小平稲門会よりの参加をあわせ計10名でした。
本演目は江戸時代承応年間の農民一揆の主人公として有名な佐倉惣五郎(役名では木内宗五郎)を題材にした通し歌舞伎です。ストーリーは、凶作にあえぐ下総地方佐倉郷で領主がさらに過酷な年貢の追徴をおこなうことに領民が反発します。名主の木内宗五郎を筆頭に江戸の領主に訴えるも門前払い、やむなく宗五郎は単独で将軍への直訴という最後の手段に訴えます。直訴は取り上げられるも惣五郎夫婦は磔、子供達は打ち首という、我が身のみなず妻子までもが断罪されるといった最悪の展開となります。フィナーレは領民たちが宗五郎の遺徳を讃え、強く生きてゆこうと決意をする場で終了。
見所として、宗五郎の領民への一途な思い、家族への深い愛、不可能とは知りながらひとり巨大な権力に立ち向かう強靭な志や、舞台美術として雪の降りしきる白一色の冷たい世界から一転して華やかな江戸寛永寺の極彩色の対称の鮮やかさ等盛沢山な内容で3時間のベテラン揃いの演技とあいまって時のたつのを忘れました。
実際の事件は17世紀後半に発生しましたが惣五郎が復権したのは約百年後のことです。宝暦2年(1752年)、当時の佐倉領主が惣五郎百年忌に子孫に戒名を贈り佐倉の神社に祀られることになりました。それ以降全国に伝承されることなり、各地に惣五郎神社が建立され現在30数か所となっています。「佐倉義民伝」は更に百年後、嘉永4年(1851年)江戸中村座にて初上演されました。後世、福沢諭吉は「世界中に対して恥じることなかる可き者は、古来唯一名の佐倉宗五郎あるのみ」と称賛いたしました。3時間の舞台でしたが迫力ある舞台で歌舞伎の世界を堪能することが出来ました。
打ち上げは恒例により吉祥寺「戒(えびす)」にて開催、親睦を深めました。宴もたけなわとなった頃、我が稲門会員で同座俳優の有田佳代さんも合流しました。
有田さんは昨年11月からの前進座公演「ちひろ」に主役指名され、絵本作者いわさきちひろの若き時代を演じ全国巡回公演を展開。(会として11月公演を観劇)「ちひろ」は好評につき、現在も追加公演が各地で続いているとのこと、(9月20日中野ZEROホール公演あり)一同歓声に沸き、酒席のボルテージは最高潮に達しました。
なお、次回観劇については前進座公演「鼠小僧次郎吉」に先日決定しました。日程は9月30日(月)15時開演で会場は武蔵野市民文化会館です。田無より交通の便も良いので観劇の会メンバーに限らず是非共多数の稲門会員のご参加をお待ちしております。詳細は後日幹事の坂場さんよりご案内いたしますので宜しくお願いいたします。なお今後観劇の会では、幅広いジャンルの演劇鑑賞も検討しておりますので、ご希望等も合わせご入会を歓迎いたします。

昭和43年 商卒 宿利 忠


観劇の集い、次回はワセ女が主役です

昭和43年商卒  宿利忠

真夏を思わせる日差しが眩しい5月16日、観劇の会一行9名は国立大劇場にて前進座公演「人間万事金世中(にんげんばんじかねのよのなか)」を観劇いたしました。私は観劇の会員として、また前進座公演も初めての為、期待を膨らませつつ、幕が上がりました。
本作品は英国原作の翻訳を河竹黙阿弥が脚色し明治初期に置き換えた歌舞伎仕立て散切り物の通し狂言です。叔父の家の居候で冷や飯を食わされていた心優しい主人公に思わぬ遺産が入り、冷たい仕打ちをしてきた親戚が手のひら返しですり寄ってきます。それもつかの間、父親の借金の為あっという間に素寒貧となる目まぐるしい展開の後ハッピーエンドを迎えるという喜劇でした。休憩を挿み約3時間、ベテラン揃いの演技は居眠りをせず、楽しく鑑賞することが出来ました。
打ち上げは吉祥寺に移動し、駅前の「戒(えびす)」にて乾杯、親睦を深めました。和やかな雰囲気の中、我が稲門会会員で同座俳優の有田佳代さんが駆けつけ、ご本人の身の上話や公演の話に花が咲きました。
有田さんは入学当初より演劇の道を志すものの、数あるサークルには所属せず平成17年無事4年間(!)で商学部を卒業、直ちに前進座に参加されました。以来20年芸道一筋に精進され、今や中堅女優として活躍されています。
話が弾みご本人より今秋11月からの前進座全国巡回公演「ちひろ」に主役指名されたことを発表、大抜擢と喜んでいました。児童画・絵本作者の巨星いわさきちひろ(1974年没・今年生誕100年)の若き時代を仲間が演じることで酒席は一層盛り上がりました。会としては11月12日練馬文化センターでの観劇を決定しました。当日は観劇の会メンバーに限らず是非共多数の会員にご参加いただき応援いただければと思います。お申込方法は後日幹事の坂場さんよりご案内いたしますので宜しくお願いいたします。なお、観劇の会では今後「歌舞伎」、「宝塚」等を含め幅広いジャンルの演劇鑑賞を検討しておりますので、合わせてご入会をお勧めいたします。


◇観劇の会 再開

竹島代表の転居などにより休会していた「観劇の会」を、今年度(29年度)から再開しました。
前期は5月21日(日)、前進座国立劇場公演で、山田洋次演出「落語らくだ」より裏長屋騒動記を5人の会員で観劇。
後期は10月27日(金)、武蔵野市民文化会館で、山本周五郎原作、前進座千秋楽公演の柳橋物語を観劇。
江戸下町を舞台に、主人公の“おせん”が、ひたむきに過酷な人生を生きる姿を描いている。主役の今村文美さんの迫力ある演技。有田佳代さんも娘役、老婆役等の4役を見事につとめ、観衆を魅了しました。
団体鑑賞の楽しみは、舞台が終わった後の談笑にあります。打ち上げは三鷹の白木屋で開催。

出演者である有田佳代さん(西東京稲門会会員)を囲んで和気あいあいの楽しいひとときを過ごしました。有田さんは、観劇の会がご縁で、最近稲門会に加入しました。
参加した会員は7人は、明日への活力をもらって一同家路につきました。
観劇の会新代表 坂場正勝(S43・法)


前進座の観劇会を下記のとおり行います。(終了)


この作品の作・演出を志村智雄氏(S43法)が手掛け、出演女優の一人有田佳代さんは早稲田出身です。
作品は、大正三美人、三歌人と呼ばれ、当時一世を風靡した女性、九条武子の生涯を描いたものです。
観劇後、志村、有田両名ほか出演者数名の参加で、感想会を行います。

○観劇日時:10月6日(火)15時半の部
○演 目 :「如月の華ー九条武子ものがたりー」
○劇 場 :浅草公会堂(集合15時、公会堂入場口前)
○観劇料 :¥5,850(¥6,500 10%引き)
      感想会込¥10,000
○感想会 :観劇後、志村氏ほか俳優・女優参加
      (感想会は希望者のみ)
出欠の連絡:メールまたは電話にて、9月10日(木)までに(竹島)
*会員以外の方もご興味のある方は是非ご参加下さい


今年度第1回の開催を以下の通り行います。(終了)
先にお送りしました「早稲田どらま館パンフレット」をご参照下さい。
○開催日時:4月23日(木)13時演劇博物館前集合
             (各自昼食は済ませてきてください)
 13:00〜 演劇博物館見学
 14:45〜16:15 早稲田小劇場どらま館開館記念トーク
             (大隈講堂)
             平田オリザ×鎌田薫(早稲田大学総長)
             司会:岡室美奈子(演劇博物館館長)
○入場無料
○参加希望者は4月20日(月)までに(竹島)


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