西東京稲門会・散策の会    

2018年12月例会   両 国 ★ 

 

 

2018年もあと1か月を残すだけとなりました。会員の皆様には大過なく1年を過ごされたことと思います。今年最後の散策の会は、相撲と赤穂浪士討ち入りの町・両国界隈を散策し、引き続き忘年会を行います。

 

月 日   12月18日(火)   小雨決行 荒天のときは忘年会のみ実施 

 

集 合   JR 三鷹駅 56番ホーム 前から2両目付近 13時25分

新宿から乗車される方は、78番ホームより1344分発です

 

コース   三鷹駅 ⇒ お茶の水 ⇒ 両国駅 … 国技館・相撲博物館 … 旧安田庭園

       1330     1354      1359

 

… 横網町公園 … 野見宿禰神社 … 勝海舟生誕地 … 吉良邸跡 …

 

回向院 … 両国駅

 

    注)⇒ 公共交通機関  … 徒歩

 

忘年会   時間 午後5時より7時まで

                会場 ちゃんこ江戸沢 両国総本店 03-5600-1011

                              (駅のすぐ前に総本店別館がありますが、ここではありません)

                会費 4500円(飲み放題)

会場の予約を取る都合上、忘年会に参加される方は1212日までに申し込んでください。荒天のため例会が中止となった場合は、1650分までに両国駅東口(国技館のない方)の改札前にお集まりください。

 

みどころ

国技館 … 年6回の大相撲本場所のうち3回が開かれる。明治42年(1909)、回向院の隣に開場したが、失火、震災、戦災など度重なる悲劇に見舞われた。東京大空襲で焼失し、戦後再建されたが進駐軍に接収され蔵前に移った。昭和59年(1984)に銅板葺きの現在の建物が完成し、大相撲は両国に戻った。相撲博物館は初代館長だった酒井忠正氏が収集した資料を基礎に開館され、現在は錦絵や番付、化粧廻しなど相撲に関する資料を展示している。

 

旧安田庭園 … 笠間藩主・本庄松平氏の下屋敷で、元禄年間に大名庭園として築造された。安政年間に隅田川の水を引いた潮入回遊庭園として整備された。明治に入り、旧岡山藩主の池田章政の邸宅となったが、明治22年(1889)に安田財閥の祖である安田善次郎の所有となった。大正11年(1922)に東京市に寄贈され、その後市民の庭園として開放された。

 

横網町公園 … 陸軍被服廠が1922年に赤羽に移転した跡地を東京市が買収して公園として整備した。関東大震災の時には周辺の住人が多数避難してきたが、火災による熱風が避難してきた人たちを襲い、38000人が犠牲になったという。また太平洋戦争の時は東京大空襲で亡くなった人が仮埋葬された。園内には関東大震災と東京大空襲で亡くなった人を祀る東京都慰霊堂があり、91日と310日に法要が営まれる。また東京都復興記念館、関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑などもある。

 

野見宿禰神社 … 相撲の神様とされている野見宿禰が祀られている。境内には歴代横綱の名前を刻んだ石碑が立っている。

 

吉良邸跡 … 赤穂四十七士が討ち入りした吉良邸の一画が、本所松坂町公園として残っている。上野介の首を洗った井戸や上野介の坐像がある。

 

回向院 … 明暦3年(1657)、10万人もの命を奪った振袖火事による身元不明者を合葬、供養するために建立された。後年は火災や震災、洪水による無縁仏も葬られるようになった。人だけでなく、軍用犬・軍馬、犬猫、小鳥などの慰霊碑もある。著名人としては山東京伝、竹本義太夫、鼠小僧次郎吉の墓もある。天明元年(1781)以降に境内で勧進相撲が行われ、今日の大相撲の起源となった。

 

両国界隈には歴史上の人物の生誕地や居住地が多く、今回歩くコースにも勝海舟、葛飾北斎、舟橋聖一の生誕地、江川太郎左衛門、芥川龍之介、三遊亭圓朝の住居跡などがある。また相撲部屋も多く、時津風部屋、八角部屋、春日野部屋、出羽の海部屋、井筒部屋などがある。

 

 

 小島 恕雄               

202-0022 西東京市柳沢1-11-2

電話 042-427-5032

携帯 090-1131-0768

メールアドレス mogaribuester@gmail.com

 

 

 

*例会案内の郵送をご希望の方は、郵便代、印刷諸経費として1200円を納入してください。