
経済研究会では、経済にこだわらず、メンバーが興味を持った分野の話題を持ち寄り、情報交換しています。様々な業種や趣味の経験者がいますので、色々な体験や情報を聴くことが出来ます。会場は田無駅近くの田無公民館の会議室を使うことが多いです。最近は、稲門会会員以外の方の、お話しをお聴きしたり、工場見学に行ったり、といったことも企画し、それらも好評です。会の後は、ほぼ毎回、居酒屋に移動し、楽しく会話をします。会よりも、そちらの方が楽しみで参加するメンバーも多いです。
ご入会希望の方は会員専用HOMEの[同好会資料]参照の上ご連絡ください。
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2026年度計画
- 6月:「海外(ヒマラヤ)でのボランティア活動と仏画について」 安井さん奥様
- 9月:「生成AIと、その活用事例」 森川さん
- 12月:「脳の仕組みと老化の原因と対策」(仮題) 馬道さん
- 2月 :「商社の仕事と、その実態」(仮題) 古賀さん
経済研究会第2回開催報告
西東京稲門会「生成AIとその活用事例」を開催
〜「難しい技術」から「身近に役立つ道具」へ!〜
2026年9月12日(土)16:00〜18:00、西東京市公民館にて、西東京稲門会(経済研究会)主催の**「生成AIとその活用事例」**が開催されました。当日は12名の会員が参加し、熱気あふれる2時間の講義と質疑応答が行われました。
■ 講師紹介
講師を務めたのは、当会会員の**森川紀一 氏**です。長年にわたりIBM等でIT・コンピューター分野に携わってきた経験をもとに、「専門的な技術論よりも、それがどういう意味を持ち、どう使えるか」という実践的な視点から解説が行われました。

内容を音声で聞きたい方はこちらから
■ 講義の主な内容
受講者の利用経験差に配慮し、教養としての歴史的背景から最新の活用例まで幅広くカバーする構成で進められました。
1.AIの歴史と3つのブーム(歴史から理解する)
1956年のダートマス会議での「AI」言葉の誕生からスタート。
1980年代のエキスパートシステム(第2次ブーム)、2010年代のディープラーニングやGoogleの猫認識(第3次ブーム)を経て、2022年のChatGPT登場に至る歴史が整理されました。
従来の「ルールを教え込む方式」から「大規模データから自動学習する方式」への大きなパラダイムシフトについて解説されました。
2. 大基盤モデルと「マルチモーダルAI」の実演
現在の3大基盤モデルとして、OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini、AnthropicのClaudeが紹介されました。
テキストだけでなく、画像・PDF・音声ファイルなどを「食べさせる(読み込ませる)」ことで理解・出力するマルチモーダルAIの機能が実演されました。
複数のAIモデルの回答を同時に比較できる「天秤AI」などの便利なツールも披露されました。
3. 「答えるAI」から「働くAI(AIエージェント)」へ
単に質問に答えるだけでなく、複雑なタスクを一括処理するAIエージェントやNotebookLM(GoogleのAIノートツール)のデモが行われました。
エッセイ資料を読み込ませて対話を行ったり、スライド生成・ラジオ放送風の音声対話解説・動画化などを瞬時に行う最新技術に、会場からは驚きの声が上がりました。
4. 実践的なプロンプト(指示文)のコツ
AIを上手く使いこなすコツとして、「役割を与える(〜の専門家)」「背景や目的を伝える」「出力形式を指定する」「1回の回答で諦めず対話で育てる」というポイントが提示されました。
これは「優秀だが何も知らない新人部下に具体的に指示を出すこと」と同じであると説明されました。
5. 安心・安全に利用するための注意点
AIが確率的に文章を作る性質上生じる**「ハルシネーション(平気で嘘をつく現象)」**への対策として、複数のAIでの比較やファクトチェック(裏取り)の重要性が強調されました。
入力データが学習に使われるリスクを防ぐため、氏名・住所・電話番号などの個人情報は絶対に入力しないという鉄則が確認されました。
■ まとめと意見交換
講義の締めくくりとして、「0から1を生み出す発想」や「99から100の最終判断」は人間が行い、その間の膨大な作業(1から99)をAIに支援させるという人間とAIの役割分担が提案されました。
その後の質疑応答・意見交換では、労働環境や産業構造への影響をはじめ、高齢者の社会参加や認知症予防・頭の体操としてのAI活用など多角的な議論が交わされ、非常に有意義な講座となりました。

経済研究会第1回開催報告
2026.6.10 平山尚文
経済研究会の今年度第1回を、6月6日(土)に田無公民館の会議室で開催しました。安井妙洋さんより、「私が死んでもいいと思った場所―貧困と医療のない村でー」について、お話しがありました。
安井妙洋さんは、稲門会会員、安井喜昭さんの奥様です。仏画の基礎と理論について、高野山大学教授の真鍋俊照氏に学び、東邦学院仏教研究会において、(故)中村元氏(東京大学教授)にインド哲学及び仏教を学びました。
1993年頃から仏教美術研究のため、北インドやネパール、中国の西安等を調査。1998年には、ダラムサラにてダライラマ14世と面会されました。
北インドのヒマラヤにあるザンスカール村に、度々、訪問してこられました。ザンスカールは標高3500m―7000mの高地にあります。主な宗教はチベット仏教です。主な仕事は、家畜と耕作ですが、耕作出来る面積が狭く、主な作物は大麦です。乳児の死亡率は高く、子供の栄養状態も悪い。病院がなく、治療はチベット医学を実践するアムチによって行われています。トイレの状況も悪く、崖や急斜面に小屋をせり出して、丸い穴が空けてあるだけです。衛生状況や栄養状態が、少しでも良くなるよう支援をされています。
安井喜昭さんからは、数百枚の写真を使って、ザンスカールの自然や人々の様子を説明していただきました。

その後、場所を変えての懇親会です。講師の方を囲んで、勉強会で聞けなかったことも沢山、お聴きすることが出来ました。
次回は9月に開催予定です。第4回の参加者は、安井さんご夫妻、小島さんご夫妻、水野さんご夫妻、池澤登さん、馬道哲さん、古賀良郎さん、春原豊治さん、都築金次郎さん、野口昇一さん、前田久男さん、松田耕治さん、福澤さん、平山尚文、の16名です。