西 東 京 稲 門 会

経 済 研 究 会

新メンバー大募集

経済研究会では年に4回程、メンバーが集まり、日本経済の今後、業界の現状と今後、仕事の経験談等を語りながら情報交換をしています。様々な業種の経験者がいますので、色々な意見や考え方を聴くことが出来ます。会場は田無駅近くのコール田無・会議室を使うことが多いです。その後、場所を変えて、お酒を飲みながら議論を発展、拡散?させることもあります。ぜひ、ご参加下さい!

ご入会希望の方は会員専用HOMEの[同好会資料]参照でご連絡下さい。


経済研究会第4回開催報告

                            2023.2.27  平山尚文

 経済研究会の今年度第4回は、いつもと趣向を変え、NTT武蔵野研究所の敷地内にある、NTT史料館の見学を行いました。

 2月24日(金)に武蔵関駅バス停で待ちあわせ、現地に向かいます。一般開放の日でしたが、人影は、まばらです。ガイドの女性に出迎えていただき、まずビデオを鑑賞、その後、展示に案内されました。

 1869(明治2)年、東京ー横浜の間で電報の取り扱いが開始され、日本の電報事業が始まりました。当時、電柱をゼロから立てるのも大変で、道路脇の松の木を代わりに使うことも、あったそうです。

 1890(明治23)年に。東京ー横浜間で電話線が引かれ、東京155回線、横浜42回線が引かれました。役所、会社の他、個人の加入者の方も、数十名居ました。加入者一覧が展示されていましたが、その中に、大隈重信や、渋沢栄一の名前がありました。

 発信者と着信者を繋ぐ交換機は、当初、オペレータによる手動でした。1926(大正15)年に、最初の自動交換機が導入され、徐々に自動化されました。明治、大正時代の交換機が、展示されていました。

 1952(昭和27)年には、日本電信電話公社が発足し、それまで国(逓信省)で行われた電信電話事業を引き継ぎました。発足してからは、「申し込めば、すぐつく電話」、「どこでもつながる電話」が2大目標でした。1978(昭和53)年に「すぐつく電話」を、1979(昭和54)年に「全国自動即時化」を達成しました。

 1979(昭和54)年に、自動車電話サービスが始まり、その後、ショルダーホンとして車外に持ち出せるようになります。当時は、電源が大きかったのですが、その後の電池の小型化により、携帯電話機も小型になります。

 1985(昭和60)年に、電信電話公社は民営化され、日本電信電話(株)となり、電気通信事業への参入が自由化されます。

 その他、災害時の緊急用通話装置や、世田谷ケーブル火災後のマンホール内の火災対策や、無線用のパラボラアンテナや、電卓の普及する前の電話による計算サービスや、局外と局内の配線を繋ぐ装置等の、展示の説明を受けました。

 その後、武蔵関駅前で食事会を行い、話題は広がり、大いに盛り上がりました。

 会議室の中でない、外での活動は、新鮮で刺激がありました。また、別の機会を作りたい、と思っています。


経済研究会第3回開催報告

                            2022.12.20  平山尚文

 

 経済研究会の今年度第3回を、12月18日(日)に田無公民館の会議室で開催しました。南野さんより、「商社マンより転身、セカンドキャリアはアスリートマネジメント」というタイトルでお話しいただきました。

 南野さんは、早稲田大学・商学部を1979年に卒業されました。第2外国語を
スペイン語選択したこともあり、スペイン語研究会に入会。商社に入社後には、メキシコに留学され、スペイン語が堪能になりました。商社マンとして、欧州、南米で通信インフラの投資等の分野で、ご活躍。その後、スペインに本社を持つ通信会社、テレフォニカのアジア代表に就任。

  テレフォニカがアジアの事業から撤退するのを機に、有限会社・デポルティーバを立ち上げ、アスリートマネジメント、スポーツマーケティング、Jリーグチームのアドバイザをされています。商社時代から、南米、スペインの有名なサッカー選手との人脈があります。ビーチバレーという、マイナーなスポーツ選手だった

浅尾美和さんのマネジメントを行い、国民的な人気選手にしました。

 現在は、世界女性ドリフト選手権で優勝した、下田紗弥加さんのマネジメントに力を入れていらっしゃいます。皆で下田紗弥加さんを応援しましょう。

 次回は2月に開催予定です。第2回の参加者は、南野正治さん、佐倉哲之助さん、春原豊司さん、田代雄二さん、多田真行さん、平山尚文、の6名です。

 


下田紗弥加さん

 


経済研究会第2回開催報

                            2022.9.18  平山尚文

 経済研究会の今年度第2回を、9月17日(土)に田無公民館の会議室で開催しました。テーマは、「ロシアのウクライナ侵攻とコロナ感染症後の日本経済」です。

 今年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、当初は、ロシアの勝利による早期決着を予想する専門家もいました。欧米からの武器支援もあり、ウクライナ軍の善戦による一進一退の状態となっています。欧米、日本によるロシアへの制裁、ロシアによる天然ガスの輸出規制や、ウクライナからの穀物の輸出がストップする等の影響で、世界的にエネルギー関連や穀物の価格が高騰しています、

 一方、コロナウィルス感染症は、世界的な拡大から2年半経ち、第7波が収束しつつあるものの、さらに第8派やインフルエンザとの同時流行が心配されています。
 このような中で、世界経済、日本経済は、どう動いていくでしょうか?

 ロシアのウクライナ侵攻ですが、戦争の長期化が心配されます。ロシアもウクライナも、自国の主張から妥協しての、停戦には応じないでしょう。一方、台湾を巡っては、中国と米国が対立しています。ロシアのウクライナ侵攻後の世界は、不安定な何時、どこで戦争が起こっても驚かない世界になってしまいました。国連が機能不全で停戦の動きがありません。国連の改革が必要です。

 新型コロナウィルス感染症ですが、ワクチンと治療薬により、近い内にインフル並みの扱いになることが期待されます。行動の制限が無くなれば、経済には良い影響が出てくるでしょう。

 米国の経済に目を向けると、利上げによりインフレを抑えようとしています。市場は景気の後退を見込み、株安です。日本の利上げは、当面無いことが予想され、円安の状態は続くか、さらに160―170円へと進むでしょう。

 日本経済は、このような状況で、多くの企業がダメージを受けていますが、家での需要がある食品、ゲーム等は好調です。今後は、外出も増え、観光業等にも明るさが出るでしょう。インバンド需要も徐々に戻りつつあります。外国からのお客様には、円安は日本での買い物を後押しするでしょう。物価と共に、社員の賃金が上がる、好循環に入ることを期待したいところです。

 世界に目を向けると、電気自動車、自動運転、宇宙、環境、メタバース等新しい分野への開発、投資が活発です。日本においても、そうした新しい成長産業への取り組みを進めなければなりません。教育や、創業への環境作りが重要です。

 次回は12月に開催予定です。第2回の参加者は、緒方章さん、越谷重友さん、春原豊司さん、田代雄二さん、都築金次郎さん、平山尚文、の6名です。


経済研究会第1回開催報告
                         
2022.6.20 平山尚文

 経済研究会の今年度第1回を、6月18日(土)に田無公民館の会議室で開催しました。新型コロナウイルスの感染者が減少していることから、半年ぶりのリアル会議開催です。越谷さんから「コロナ禍の新局面を拓く事業活動のシナリオ」について、お話しがありました。
 日本には、421万社の中小企業があり、その中小企業は、経営基盤整備から成長戦略実践可に向けたパラダイムチェンジが必要です。社長の平均年齢は72歳で、
後継者問題があります。後継者問題をトリガにして、M&Aにより経営統合を行い、
複数企業トータルのスリム化を実現することも、一つの解決策です。
 企業の市場適用能力、競争優位性は、人材と情報資源が決めてです。優れた人材の採用と育成が大事です。情報資源は、ブランド力、ノウハウ、スキル、生産システムといったものから成り立ちます。
 収益構造を改革するには、部門、商品別に収益管理を徹底します。そのためのツールとして、「商品貢献度分析」シートがあり、実際に企業改革に活用されています。
 注文を時間指定で届ける、物流コストのローコスト化が肝心で。外注を有効に使う必要があります。現在、日本では運転手不足が深刻です。
 実際の企業への、コンサルティング事例を交えてのお話しは、大変貴重でした。
 その後の議論では、経営改革へのAIの適用の可能性や、最近のインフレへの懸念、
地域経済の活性化といった話題が出ました。
 次回は9月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第1回の参加者は、緒方章さん、越谷重友さん、佐倉哲之助さん、春原豊司さん、田代雄二さん、都築金次郎さん、平山尚文、の7名です。


経済研究会第1回開催報告
                            2021.11.22  平山尚文

 経済研究会の今年度第1回を11月20日(土)にの会議室で開催しました。新型コロナウイルスの感染者が減少していることから、久々のリアル会議開催です。春原さんから「地球環境と資本主義経済の限界」についてのお話しがありました。

 新型コロナウイルスは、人々の健康を害しただけでなく、経済的にも多大な影響を及ぼしました。
 一方、産業革命以降、人類は石油、石炭などの燃料を燃やし、エネルギーを取り出し、経済成長を続けました。その結果、産業革命前に比べ、大気中のCO2濃度は40%も増加し、地球の気温は急速に上昇してしまいました。
 資本主義により、人類の経済や生活が発展してきたことは事実ですが、一方
で富の偏在や、環境問題といった大きな問題が起こっています。企業が利潤の追求を続け、国家が経済規模の成長を求めることに限界が来ています。ポスト資本主義の世界として何を目指せば良いのでしょうか?デジタル化の進展の中で、それを生かしながら、環境や、人々のコミュニティを大事にする社会の実現が必要です。また、富の分配をどう進めるのか、グローバルIT企業の行動をどう規制するか、ポスト資本主義の新しいルールをどう構築するか、といった課題があります。
 一方、日本においては、諸外国と比較して賃金が上昇していないことや、成長分野への投資が活発でない、といった課題への解決が早急に必要です。
次回は2月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第1回の参加者は、緒方章さん、春原豊司さん、多田眞行さん、都築金次郎さん、平山尚文、の5名です。


経済研究会第2回開催報告
                            2021.2.21  平山尚文

 経済研究会の今年度第2回を2月20日(土)に、Web会議で開催しました。コロナウィルスの感染が収束しない中で、前回と同様、集まるのを避けWebでの開催となりました。
 テーマは、「コロナ感染拡大と家計消費行動」です。
 春原さんから、家計消費における品目別に減少したもの、増加したものの説明がありました。旅行、交通関連、レジャー関連、外食が減少しています。外出で使うファッション、鞄も減少が目立ちます。葬式が簡素化し、葬儀への消費が減っています。一方、家での食事のための食品や、テレワークのためのパソコンへの消費が増加しています。公共交通機関に乗りたくない、からでしょうか。バイクの消費も増えています。外出せずに遊べるゲーム機の消費も伸びています。業種でみると、鉄道、観光業、飲食業が低迷しています。食料品業界やスーパ、パソコン、ネット広告は活況です。
 今後の動きはどうなるでしょうか?ワクチン接種が広がる時期が不透明ですが、ワクチンによりコロナウィルスの収束が期待されます。コロナウィルスの収束で、厳しい業種が立ち直ると共に、新しい動きにも期待したいところです。テレワークが浸透し、東京から転出し、地方に住む動きがみられます。地方の文化、自然が再評価され、地方活性化が進むことが期待されます。デジタル化が一層進展し、リモートでの学習等が定着しそうです。ネットで動画や音楽配信を楽しむことも、益々、普及するでしょう。
 東京オリンピックの開催は、不透明ですが、実現すれば、日本を世界にアピールする場となり、経済にも良い影響が出るでしょう。日本株や米国株は現在、株高になっていて、それがバブルなのか、少し先の実体経済を表しているのかは、意見が分かれるところです。ネット証券の新規口座開設数が増えており、投資に対する考え方が変化していることは、間違いないでしょう。
 第2回の参加者は、春原豊司さん、佐藤英光さん、南野正治さん、平山尚文、の4名です。


               経済研究会第1回開催報告
                               2020.9.28  平山尚文

 経済研究会の今年度第1回を9月26日(土)に、Web会議で開催しました。コロナウィルスの感染が収束しない中で、集まるのを避けWebでの開催となりました。
 テーマは、「ポストコロナ、ポスト安倍政権の日本経済」です。コロナウィルスの感染は中々、収束せず、日本経済は大きな打撃を受けています。特に観光業、飲食業を初めとした中小企業は厳しい経営状況に置かれています。コロナウィルス対策のために赤字国債を発行し、日本政府の財務状況は益々苦しくなっています。そのような中で 菅政権が誕生し、米国では11月に大統領選挙が予定される等、の政治の動きがあります。日本経済の今後はどうなるのでしょうか?
 コロナウィルス対応のワクチン開発が進み、来年前半には多くの国民が接種を受けることが期待出来ます。オリンピックは、観客数を絞る等の制限が付く可能性がありますが、開催の確率が高くなります。インバンドの観光客も来年後半には、戻ってくることが期待出来ます。
 来年後半まで、秋冬のコロナウィルス感染の増加に、企業は持ちこたえられるでしょうか?地方銀行が厳しい、との指摘がありました。地方銀行の合併が進むことが予想されます。菅総理からも、銀行の再編についての発言がありました。銀行は店舗中心の営業から、ネットを活用したIT企業へ変容していく、との意見がありました。銀行以外の企業も、その企業独自の特長、強みを出して、生き残る必要があります。「GO TO ××」キャンペーンは、企業への追い風になるでしょう。
 日本の財務状況を心配する意見がありました。このままでは、財政破綻、ハイパーインフレになるのでは、との心配です。それに対して、消費税をさらに上げる余地があること、個人の貯蓄額の総額が財政赤字の額を上回っていること、から財政破綻、ハイパーインフレの可能性はない、との意見がありました。
 国際的には、米国の大統領選挙がありますが、結果の予想は、バイデン有利からトランプ有利に移ってきています。まだ、予断を許しません。どちらが勝っても、日本に対する政策の大きな変更はないでしょう。中国政府は海外から、コロナウィルス対策の初期対応や、人権問題、南シナ海問題等で非難を受けています。国内での様々な意見にも、対応出来なくなる可能性があります。
 国内では安部政権から菅政権に変わり、デジタル庁の新設や、携帯電話料金の低減、ハンコの禁止等の具体的な政策を実行しようとしています。都道府県別にバラバラに開発してきた行政システムを、統一化しようとの動きもあります。一般企業ではテレワークが進み、本社を東京から地方へ移す動きもあります。
 コロナウィルスの感染を契機に、働き方改革が進み、東京一極集中から地域分散が進むことが期待されます。教育では、オンラインでの授業が出来る学校と、
出来ない学校があることが明確になりました。個人も会社も、これを契機に何が大事で、何が大事でないかを考えることが出来ました。苦しい一年となりますが、来年後半は明るい日々となることを期待しましょう。
 まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第1回の参加者は、佐倉哲之助さん、佐藤英光さん、田代雄二さん、平山尚文、の4名です。


経済研究会第4回開催報告

                            2020.2.26  平山尚文

 経済研究会の今年度第4回を2月23日(日)に田無公民館の会議室で開催しました。「2020年以降の日本経済の展望と方策」について議論しました。
 昨年末時点での専門家の予想では、今年の日本経済は大きな変動要素はないだろう、との見方が大勢でした。今年のビッグなイベントとしては、東京オリンピック、パラリンピックの開催があります。米国の大統領選挙があります。品川ゲートウェイ駅の開業や、5Gのサービス開始が計画されています。インバウンドによる観光業や製造業も好調でした。一時、言われたオリンピック後の急速な落ち込みも、予想する人は少なくなりました。世界経済も大きな変動要因が無いが、マイナス要因があるとすると、トランプ大統領が民主党の急進左派に敗れた場合だ、との専門家の予測がありました。
 ところが、新型コロナウィルスの感染拡大で、経済は大きな打撃を受けつつあります。インバウンドの観光客は激減しています。中国での製造がストップしています。日本での感染が拡大すると、国内での企業の経済活動にも支障が出ます。
 コロナウィルスの感染拡大を徹底的に防ぐことは、もちろんですが、今後の重要な施策は何でしょうか?今後の数十年を展望すると、人口減少と高齢化が大きなマイナス要因となります。人口と年齢の推移予測は、正確に当たる確率が高いので、これは避けようがありません。5G、AIといった新しい技術と、日本の強みである製造業とを組み合わせたソルーションを、展開する必要があります。ブロックチェーンや本人認証といった技術も重要です。子供達の教育や、海外からの優秀な人材の活用も必要です。米国のIT企業では、海外支社の優秀な若手社員を、本社の重要な業務に付けることは、当然のこととして数十年前から行われています。働きたい高齢者が、働ける環境を作ることも必要です。中国、韓国、ロシア等の周辺各国との関係改善も重要です。北朝鮮が開放政策に変われば、大きな発展の可能性があります。
まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第4回の参加者は、佐倉哲之助さん、田代雄二さん、平山尚文、の3名です。


経済研究会第3回開催報告

                            2019.12.11  平山尚文
 経済研究会の今年度第3回を12月8日(日)に田無公民館の会議室で開催しました。越谷重友さんから「事業活動における生産性向上と働き方改革の進め方」についてのお話しがありました。

 中小企業にとっては、人口減少、少子高齢化が構造的な最大の課題です。国内需要に80%を依存しているため、10月からの消費税増税がマイナス要因です。また、後継者不足という問題があります。
 業務フローを再構築し、IT化を促進する必要があります。人材を適材適所に活用することも重要です。働き手に合った職場作りと募集を行うことが大切です。経営統合やM&Aが、事業継承解決に寄与しています。
 働き方改革とは、多様な人材が活躍できる職場環境づくりに取り組むことです。
女性の復職支援、フレックス等勤務時間の柔軟化、定年の延長等に取り組む必要があります。今後は、副業の解禁、外国人労働者の身分安定化といったことにも検討が必要です。
 研究会の後は、場所を変え忘年会です。学生時代や新入社員時代の話しから、他の同好会の活動情報の交換、最近の早稲田スポーツの話題まで、大いに語り合いました。

 次回は2月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第3回の参加者は大木隆さん、越谷重友さん、須賀毅さん、春原豊司さん、多田眞行さん、都築金次郎さん、平山尚文、の7名です。


経済研究会第2回開催報告 2019.9.29 平山尚文

経済研究会の今年度第2回を9月27日(金)に田無公民館の会議室で開催しました。佐倉さんから「新しい時代に向けての日本の企業経営」についてのお話しがありました。

歴史循環の中で、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会を経て、21世紀前半から、「創造社会、超スマート社会(Society 5.0)」に入っています。
企業倫理の歴史をみると、江戸期の商家の家訓として、公儀尊重、質素・倹約、実意・正直、分限相応等が挙げられていました。また、旧財閥が創業したのも江戸時代になります。
最近では、国連の提唱するSDGs(持続可能な開発目標)を標榜している企業も多くなりました。開発目標17ゴールの内、12のゴールは環境に関連しています。
明治維新以降の国力は、40年毎に上がり/下がり、を繰り返しているという80年説があります。維新40年後は日露戦争勝利、その40年後は太平洋戦争敗戦、その40年後がプラザ合意です。その説でいうと2025年の大阪万博まで下がり、その後、上昇になります。
企業統治、会計基準では、バブル崩壊でマクロには、国際競争力が低下し、ミクロには企業業績が悪化し、不祥事が多発しました。その結果、欧米流の企業統治、会計基準の導入が進みました。
次回は12月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第4回の参加者は、緒方章さん、佐倉哲之助さん、水野聰さん、平山尚文の4名です。


経済研究会第1回開催報告 2019.7.7 平山尚文

 経済研究会の今年度第1回を7月6日(土)に田無公民館の会議室で開催しました。春原さんから「インバウンド観光・新産業の時代」についてのお話しがありました。

海外からの観光客が伸びていて、現在3千万人の来日観光客が6千万になることが期待出来きます。観光客は、中国、韓国、台湾等のアジアからの伸びが大きいのですが、ヨーロッパから長期滞在客を増やすのが課題です。観光客が伸びているが、各国との外国観光客数の比較では、現状はフランス、スペイン、米国、中国等が上位で、日本は12位です。
来日客は宿泊施設や交通機関に支出するだけでなく、ドラッグストア等で化粧品等の買い物をしており、帰国後もネットで日本製品を買っています。こうした動きが、日本の製造業に良い影響を与え、国内に工場を新設する動きがみられる、とのことです。
このようにインバウンド観光には、日本経済を活性化する効果があり、地方の自治体でも観光客を増やすよう、外国に働きかける等の努力をしています。しかし、鎌倉、京都等では、観光客が増えて、街の混雑が問題になるといった側面もあります。オリンピックを控え、ホテルの客室数が圧倒的に足りなくなることも危惧されます。
次回は9月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第4回の参加者は、大木隆さん、緒方章さん、佐倉哲之助さん、須賀毅さん、春原豊司さん、水野聰さん、平山尚文の7名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい。

(hirayama.naohumiアットamber.plala.or.jp)


経済研究会第4回開催報告
                            2019.3.3  平山尚文

 経済研究会の今年度第4回を2月27日(水)に田無公民館の会議室で開催しました。田代雄二さんから経済学者・宇沢弘文さんの経歴や業績についてのお話しがありました。人間と地球のために経済学が何をすべきか、という信念の下に米国、英国、日本で活躍をされた、とのことです。
 その後、参加者全員により日本経済の今後の見通しについて、意見交換をしました。
 2020年のオリンピック以後の経済は、先行きが暗いのでは、という意見が出ました。人口が減少していく中での経済成長は厳しい、という意見がありました。
大きな財政赤字の問題があり、平均給料が伸びていない、という現実があります。
財政破綻によりハイパーインフレの起こるリスクがあります。5Gといった技術においても中国が先行している、との指摘がありました。科学技術の研究者を目指す若者は、日本よりも中国が圧倒的に多いのが現実です。
 そうした悲観的な状況で、日本は何をしていくべきか?
観光が伸びていて、現在3000万人の来日観光客が6000万になることが期待出来る、との意見がありました。来日客がドラッグストアで化粧品等の買い物をしているが、帰国後もネットで日本製品を買っている、との指摘がありました。日本ならではの品質を持った製品を作る製造業が大事だ、との意見がありました。
北朝鮮が開放政策を取れば、北朝鮮の労働力を活用すべき、との意見がありました。
今後は、海洋、林業といった分野に可能性がある、との意見がありました。
 そうした取り組みを推進するにあたって、教育で如何に活躍出来る人材を育てるかが重要との指摘がありました。若い人が次々にベンチャーを作るような社会でないと活気が生まれない、との意見がありました。 平均給与を上げて消費を伸ばす必要がある、との意見がありました。
次回は6月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第4回の参加者は、大木隆さん、越谷重友さん、須賀毅さん、春原豊司さん、田代雄二さん、都築金次郎さん、多田眞行さん、松尾良久さん、水野聰さん、平山尚文の10名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい。(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


経済研究会第3回開催報告

                            2018.12.9  平山尚文

 経済研究会の今年度第3回を12月1日(土)にコール田無の会議室で開催しました。春原豊司さんより、イベントの経済波及効果についてのお話しを伺いました。

 経済波及効果とは、新たな需要が発生したときに、その需要を満たすために次々と新たな生産が誘発されることをいいます。建設投資が資材や雇用者の所得をいった直接効果の他、資材の原材料の生産といった一次波及効果、さらには原材料の原材料の生産といった二次波及効果となります。また、産業連関表を使った、新規需要の発生に伴う生産の波及の数値化についてのお話しがありました。
 イベントについても、来場者からの入場料といった直接効果の他に、来場者の飲食といった一時効果、さらには二次効果が考えられる、とのことです。開催が決定した大阪万博では、直接効果1兆5千億円、波及効果を入れると2兆6千億円との試算があるそうです。
その後の議論では、大阪万博会場に隣接が計画されている統合型リゾートのカジノは潜在需要が大きいといった意見や、大阪万博により東京オリンピック後の日本経済の低迷の不安が払拭されるのでは、といった意見が出ました。
 その後は場所を変えて忘年会を行い、参加者が少なかったのは残念でしたが、学生時代や新入社員の時代からの話しで盛り上がりました。
次回は2月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第3回の参加者は、佐倉哲之助さん、春原豊司さん、都築金次郎さん、平山尚文の4名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい。(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


経済研究会第2回開催報告

                            2018.9.24  平山尚文

 経済研究会の今年度第2回を9月21日(金)にコール田無の会議室で開催しました。佐藤英光さんからご紹介をいただいたメディシノバ社の岡嶋副社長より、創薬ビジネスについてのお話しを伺いました。
創薬における研究から臨床試験、承認取得まで製品化に至るプロセスや、フェーズ毎の成功確率についてのお話しがありました。世界における創薬ビジネスの中で日本の会社や市場のポジションは低い、とのことです。日本における薬の値付けに対する制約等が影響し、日本での創薬を妨げているとのことです。開発費に対して低い価格を官庁から指導され、ペイしないといったことです。
メディシノバ社は日本の中堅製薬会社と提携し、その会社の薬の中から、難病に効く薬を見つけ、その臨床実験を進め製品化一歩手前まで来ているとのことです。その難病の一つがALS(筋委縮性側素硬化症)です。メデイシノバ社の強みは米国で大手病院やトップ大学との提携があり、臨床試験を進め易い、とのことです。日本のJASDACでの上場の他、米国のNASDACへも上場しています。
既存の薬の副作用となっていることが、別の病気には効用となることがある、との興味深いお話しがありました。例えば、解熱鎮痛薬のバッファリンは副作用として血が止まりにくいといったことがあるが、これを利用し血栓予防や心筋梗塞予防薬にする、といったことです。
その後の議論では、早稲田大学に医学部が無いことは、今後のバイオ等の重要な分野において残念だ、という意見や、遺伝子工学での遺伝子組み換え作物は、農薬を散布された作物に比べて安全ではないか、といった意見が出ました。
 
次回は12月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第2回の参加者は、緒方章さん、佐倉哲之助さん、佐藤英光さん、田代雄二さん、多田眞行さん、松尾良久さん、水野聰さん、平山尚文の8名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい。(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


経済研究会2018年度第1回開催報告

2018.7.2  平山尚文

 経済研究会の今年度第1回を6月30日(土)にコール田無の会議室で開催しました。

 水野さんから、観光の歴史から、現在の状況や今後の見通しについてのお話しがありました。

 人類は、最初は獲物を求めての旅であったが、その後、日本でのお伊勢廻り、海外での巡礼の旅等、宗教と関係した旅が行われるようになったとのことです。18世紀には英国の貴族がヨーロッパ大陸に観光に行き、これがグループ旅行の始まりでした。

 日本の旅行会社では、日本旅行の前身は宗教団体のサポートからスタートしました。交通公社は国鉄の一部門として、海外からのお客のサポートからスタートしました。昭和41年には約100社であった旅行会社は、現在では約2000社となっています。

 日本からの海外旅行者は、1965年に15万8千人が、2006年に1750万人で、その後、1600万から1800万で推移しています。

 訪日観光客は、1965年の36万7千人から2016年の2404万人と増えています。観光大国のフランスが8000万、USAが7000万であるので、まだ、伸びる余地があります。2020年に向けて宿泊施設が足りないことが、大きな課題です。

 その後の議論では、日本にとっては長期滞在していただけるヨーロッパからの観光客を取り込む必要がある、との意見が出ました。また、インドネシア、マレーシア等からの観光客は潜在需要が大きい、との意見がありました。

 次回は9月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第1回の参加者は、緒方章さん、越谷重友さん、春原豊司さん、田代雄二さん、都築金次郎さん、松尾良久さん、水野聰さん、平山尚文の8名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい。
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経済研究会第4回開催報告

2018.2.25  平山尚文

 経済研究会の今年度第4回を2月23日(金)に田無公民館の会議室で開催しました。

 緒方さんから、外国人旅行者の動向と今後の地域活性化についてのお話しがありました。日本に来る外国人旅行者の数は年々増え、2018年度には2800万になり、2020年には4000万、2030年には6000万の目標となっているそうです。ただ、観光大国であるフランスの8000万に比べると、まだまだ、少ないのが現状です。主なお客は、中国、韓国、台湾、香港、タイ等になっています。ホテルの予約では、ブッキングサービスが伸びており、エージェントを通さないケースが増えています。今後の地域活性化のためには、自治体が地域の特色を出し、ツァーの魅力を高め、発信することが重要とのことです。
 その後の議論では、IR(統合型リゾート)におけるカジノを推進すべきかどうかとか、さらに観光客を増やし地域活性化に繋げる課題、について意見交換をしました。入場料を2千円程度取ることで、カジノを推進し、さらに観光客への魅力を高めるべき、との意見が出ました。
 また、今後の観光客の増加については、英語表記の他に中国語、韓国語の表記が必要なこと、寺院等の英語の説明も、分かりやすくポイントを押さえた説明(単に日本語の翻訳でなく)が必要との意見が出ました。また、日本にとっては、長期滞在していただけるヨーロッパからの観光客、とりわけ現状少ないドイツからのお客を取り込む必要がある、との意見がありました。

 次回は6月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。
 第4回の参加者は、緒方章さん、越谷重友さん、佐藤英光さん、春原豊司さん、田代雄二さん、都築金次郎さん、水野聰さん、平山尚文の8名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!

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経済研究会第3回開催報告
                            
2017.12.11  平山尚文

 経済研究会の今年度第3回を12月8日(金)にコール田無の会議室で開催しました。
 田代さんから、日本経済の戦後の経済史や、西東京市の東大農学部寮に住んでいた小室直樹さん、保谷市に在住していた宇沢弘文さん等の経済学者についてのお話しがありました。また、早稲田大学の教授の藪下史郎さん、岩村充さん、野口悠紀雄さん等の経済に関する著書の紹介がありました。また、水野和夫さんの著作で記述されていることとして、経済を100年、200年単位で見ると、今の経済は無理な経済成長の歪みのバブルとバブル崩壊による生活破壊の結果であり、資本主義の危機であること、投資対象となるフロンティアが無いことが金利の低い状態にあることの一因となっていること、等の紹介がありました。
 その後の議論では、非正規社員の増加により平均給与が低くなっていることの問題、や中国が技術力でも圧倒的な力を持ち始めていることへの認識が足りない等の課題が出ました。また、日本は新規分野への積極的な開発の他、地道な物作りで良いものを持っているので、もっと伸ばしていかなくてはいけない、といった意見や、成長率だけでない幸せ度で今後の進路を考えることも重要といった意見が出ました。
 懇親会では、学生時代の思い出話しから、海外で勤務されていた方のお話し等で盛り上がりました。
次回は2月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


経済研究会第2回開催報告

2017.9.10  平山尚文

経済研究会の今年度第2回を9月9日(土)にコール田無の会議室で開催しました。
    
都築さんから、日経平均と円ドルの10年推移、原油価格の30年推移、ビットコインの5年推移のお話しがありました。驚くことに、仮想通貨のビットコインは、5年で200万倍の価値(0.2円→40万円)となっていて、ネットでの買物の他、ビッグカメラの店頭でも使える、米国ではIPOでの資金をビットコインで集めることにまで使われている、とのことです。その他、マネオというソーシャルレンディングサービスでは年5〜8%の運用になっていて、資金が必要な中小企業をサポートしていること等の報告をいただきました。
その後の議論では、最近の若者の結婚しない現状から、派遣法の問題、出生率のフランスとの差、中国の最近の現状にまで広がりました。
第2回の参加者は、佐藤英光さん、春原豊司さん、田代雄二さん、多田眞行さん、都築金次郎さん、松尾良久さん、水野聰さん、平山尚文の8名です。

次回は12月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


経済研究会第1回開催報告

2017.5.14  平山尚文

経済研究会の今年度第1回を5月13日(土)に市民会館の会議室で開催しました。
須賀毅さんから「分析の手法」というタイトルでお話しいただきました。経済に関連した将来の数値を、今までの各種データより、いかに予測するか、その手法について連続分析と非連続分析に分けて、お話しいただきました。また、実際の株価のデータを使った予測値、分散値の例も示していただきました。方程式のパラメータをどう設定するか、といった数式で定義出来る、というお話しでした。経済だけでなく、社会現象や環境等にも適用出来るという大変、興味深いものでした。
その後の議論では、今後の日本経済の見通しから、北朝鮮情勢や米国の経済情勢、都政の今後や人工知能の最近の進展にまで広がりました。
次回は9月に開催予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。
第1回の参加者は、須賀毅さん、春原豊司さん、都築金次郎さん、水野聰さん、平山尚文の5名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!


経済研究会第4回開催報告

2017.2.26  平山尚文

経済研究会の今年度第4回を2月25日(土)に「ワイン酒場いちぞう」で開催しました。
ワインの会メンバの方もご参加いただき、経済研究会からも、その後、開催されたワインの会に参加し、楽しい一日となりました。
 
松尾良久さんから「トランプ大統領で戦後は終わる」(田原総一朗著)の概要についてご紹介いただき、その後、トランプが大統領選に勝った要因について議論をしました。
ラストベルトという地域の現状を実際に現地を見た方からコメントいただいたり、最近のインターネットを活用した選挙戦の効果が大きいといった意見が出ました。
その後、今後の展望や日本への影響について議論をし、トランプ大統領の実力よりも周りのスタッフで実務が進むのでは、といった意見や、日本との貿易で米国製品を買うようにとの具体的な圧力が強くなるので、といった意見が出ました。また、日本の規制の緩和が進み、外資が入りやすくなるのでは、といった意見が出ました。
次回は5月に須賀さんより「分析の手法を考える」について、お話しを伺う予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。
皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!(hirayama.naohumiアットマークamber.plala.or.jp)


次回の研究会はワインを愛する会と合同開催です。

2月25日(土)13:30〜 (参照
・テーマ:「トランプ政権の日本経済への影響についてディスカッション」
下記の本を参考図書として、議論したいと思います。
・「トランプ大統領で戦後は終わる」(角川新書)田原総一朗著 864円
参加される方は読んで来ていただけますでしょうか?
開催日までに日数も少ないので、読まないでの参加も、もちろんOKです。


経済研究会第3回開催報告
                            2016.11.28  平山尚文

 経済研究会の今年度第3回を11月25日(金)にコール田無の会議室で開催しました。
越谷重友さんから「グローバルな新局面を拓く企業経営の活路」というタイトルでお話しいただきました。日本の中小企業の現状や経営課題と、その克服に向けて取るべき施策について伺うことが出来ました。コンサルティングを実施されている実例も交えてお話しいただき大変、興味深いものでした。その後、場所を変えて駅前の居酒屋では、メンバ皆の学生時代のエピソードや企業でのグローバルな仕事のお話し、最近の早稲田大学のスポーツの活躍のことなど話題が絶えず、盛り上がりました。
次回は2月25日に須賀さんより「2017年の経済数値をどう読むか?(仮題)」について、お話しを伺う予定です。まだ、経済研究会に入会していない方も、ぜひお気軽にご参加下さい。楽しく有益な情報交換が出来ますよ。第3回の参加者は、緒方章さん、佐藤英光さん、須賀毅さん、春原豊司さん、越谷重友さん、滝澤功さん、竹森英次さん、多田眞行さん、都築金次郎さん、松尾良久さん、平山尚文の11名です。皆さんのご参加をお待ちしています。幹事の平山までご連絡下さい!(hirayama.naohumi
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第2回経済研究会

経済研究会の今年度第2回を9月16日(金)にコール田無の会議室で開催しました。
春原豊司さんからマーケティングの動向について、「現代マーケティングの諸相」というタイトルでお話しいただきました。
 
マーケティング業界や広告業界の現状と動向や、現在のインターネット、スマホやビッグデータを活用した最新のマーケティングのお話し、マーケティングの戦後から現代までの歴史についても伺うことが出来ました。その後の議論では、マーケティング調査の動向や、Webマーケティングの動き、現在の日本経済の課題から、人口減や中小企業の問題等、幅広い課題の意見交換が出来ました。



経済研究会の今年度第2回を11月28日(土)コール田無で開催しました。当日は日本経済の今後について、「ネオアベノミクスの論点」(若田部昌澄著)を中心に議論をしました。アベノミクスについては、「株価も上昇し、円安で輸出も伸びているので一定の評価はできる」という意見が大半でした。
一方、今後の日本経済については、現状は賃上げが大企業中心で、中小にまで波及していないこと、新たな投資先が少ないことから消費も設備投資も伸び悩み楽観できない、という意見が多かったです。
東京オリンピックまでは日本経済は比較的、好調に行くのでは、という意見と、あまりオリンピックに期待するのはどうか、という意見もあり、活発に議論しました。
場所を変えた居酒屋では話題が広がり、最近の早稲田スポーツ、メンバーの学生時代の話から今までやってきた仕事、趣味の話で盛り上がりました。
平山尚文(S51・理工)


7月12日に経済研究会の会合がありました。行動経済学について松尾友治会員のファシリテーションにより、理解を深めました。時節柄、ギリシャのユーロ離脱問題、中国の株価の乱高下などの話題も出て盛り上がりました。


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