西東京稲門会・散策の会 例会報告 

2016年7月    台 場 

 

76 )  くもり ときどき 小雨

 

    今年は梅雨明けが平年より1週間ほど遅れて7月28日であった。26日はいつもならば梅雨が明けて真夏の太陽が照りつけている頃であるが、今年はどんよりとした梅雨空でときどき小雨も降るというコンディションであった。カンカン照りよりは楽であった。

 

    午後5時過ぎに地下鉄豊洲駅で下車した。駅前には高層ビルが立ち並び、モノレールの豊洲駅やバスターミナルができ、豊洲文化センターも改築されて、しばらく豊洲に来ていない人が多かったので、その変貌ぶりに驚いたようである。

 

    「ららぽーと」の中を抜けて豊洲公園に出て、晴海運河沿いに東京湾クルーズの乗り場、春海橋公園を散策。運河を隔てた月島・晴海地区に立ち並ぶ高層ビル群の景観は最も現代的な、東京的な景観であろう。左手に「ガスの科学館 がすてなーに」を見て、住宅展示場の中を抜けてモノレールの新豊洲駅に出た。

 

    新豊洲駅前からはモノレール「ゆりかもめ」の下を歩くが、左手は11月にオープンする予定の豊洲市場で、最後の仕上げ工事が行われている。普通のビルと異なり、鉄骨の柱の間から中の様子が見える。新豊洲駅から市場前駅までの間が青果物を扱う5街区である。モノレールは市場前駅から左折して有明方面に向かうが、その右手が水産物卸売場の7街区、そして7街区の向かいには水産物仲卸売場の6街区がある。

 

    東雲運河を渡ると有明である。有明テニスの森公園内の有明コロシアムは1万人の観客席を有する国内最大のテニスアリーナで、ジャパンオープンをはじめ多くのビッグゲームが行われる。有明コロシアムに続いて48面のテニスコートがある。小雨が降っていたのでテニスをプレーする人はいなかった。

 

    テニスの森公園の先を左折し、高速道路の下を潜ると道の両側に武蔵野大学の有明キャンパスがある。4年前にオープンした新しいキャンパスである。そこから歩行者専用のセンタープロムナードに上がった。時刻は7時を回っていて日はとっぷりと暮れ、街にはネオンが灯り始めていた。夢の大橋で緒方氏が合流した。

 

    夢の大橋からは大観覧車やレインボーブリッジや東京タワーのイルミネーション、そして銀座・新橋方面のビルの明かりを見ることができる。明かりが小雨ににじんで幻想的な夜景である。函館、長崎の夜景とは一味違った東京ならでは素晴らしい夜景を堪能した。

 

    台場のアクアシティー内にあるイタリアンレストランで夜景を見ながら暑気払いを行った。

 

 

豊洲文化センター

      観光船ヒミコ

 豊洲公園より晴海方面のビル群をみる

    工事中の豊洲市場7街区

     有明橋を渡る

      黄昏の夢の大橋

 

 

 

 

 

 

          夢の大橋で       アクアシティーで暑気払い

 

 

 

松尾さんから俳句を頂きました

涼み舟湾を跨げる大架橋

 

 

参加者  緒方章、梶原松子、金児利行、小島恕雄、幸子、比留間治男、房子、松尾良久、

安村長生、臼井静江、中村仁美  以上11名

写真と文 小島

 

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